2024年9月、私は富士山登頂に成功した。今回はその時の経験を踏まえて富士登山に必要なものを6個紹介する。この記事を読めば富士登山に必要な物品が把握できるはずだ。
はじめに
登山をはじめとしたアウトドアは物品を揃えるためにかなりの費用がかかると思われがちである。
しかし実際には普段使っているような品で十分に代用できる。
登山靴を除けば、どれもホームセンターやワークマンなどで揃えられるものばかりだ。
実際に私が富士登山(吉田ルート)で使用したものは以下の通りだ。
- 帽子
- 防寒着
- リュック
- 登山靴
- 飲み物
- 多めの100円玉 (トイレ用)
順番に見ていこう。
帽子
1つ目は帽子だ。
吉田ルートから登る場合、登山開始からすぐに日光を遮る木々がなくなる。
いわゆる森林限界よりも標高の高い地点で行動するためだ。
そのため常に強烈な紫外線にさらされることになる。
これを防ぐために帽子が必要である。
具体的にはツバの広いハットがおすすめである。
キャップだと顔を覆える一方で、後頭部や首周辺をカバーすることができない
その点ハットなら頭部と首周り全体を紫外線から守ってくれる。
私もハットを着用したおかげで、登山中日焼けに悩まされることがなかった。
防寒着
寒さ対策も富士登山には欠かせない。
一般的に標高が100メートル上がると、気温は約0.6℃低下する。
これは平地で30℃の場合、吉田ルート登山口である五号目(2300メートル地点)で20℃前後、山頂では10℃を下回る。
富士山の開山期間は7月から9月上旬の夏場であるが、寒さ対策を行わなければ登頂は難しくなるだろう。
私はユニクロのヒートテックインナーを2枚重ねて着ることでこの寒さを乗り越えた。
登山口付近には更衣室が用意されているので、登山開始前に暖かい服装に着替えておこう。
リュック
リュックは私が普段使っているノースフェイスのものを使用した。
容量としては30リットルあれば十分だと言える。
ただし登山中に雨に降られることを想定して、リュックカバーもあると安心だ。
下の画像は実際に富士登山に使ったリュック、THE NORTH FACE BOREALIS だ。

使い始めて7年経ったがいまだに現役である。
中学3年の修学旅行から富士登山まで、私の背中にはいつもこのリュックがあった。
登山靴
登山の準備で1番費用が嵩むのが登山靴だろう。
登山靴は、普段履くような革靴やスニーカーと大きく2つの点で異なる。
- 靴底が厚い
- 足首が固定される
まず厚い靴底は長時間の歩行による疲労を軽減する効果を持つ。
富士登山では1日5時間ほど山道を歩くことになる。
登山靴を履くことで大幅に足への負担を和らげることができるのだ。
また足首が固定されることで怪我の防止にもつながる。
このような理由から富士登山において登山靴は必須のアイテムである。
登山靴は登山口等でレンタルすることも可能だ。
しかし金銭的に余裕があるのなら購入してしまうことを勧める。
なぜなら登山靴の履き心地に慣れるのには時間を要するからだ。
前述のように、登山靴は革靴やスニーカーとは異なり靴底が厚いことや足首が固定されるのどの特徴を持つ。
これは靴の履き心地やフィット感にも影響を与えると考えられる。
実際に一緒に富士登山をした友人は登山靴をレンタルしたが、登山の途中で靴連れを起こしてしまった。
このような事態を防ぐためには、事前に登山靴を用意して足を鳴らしておく必要があると思う。
私は登山の2週間前から毎朝登山靴を履いて20分ほどの散歩をしていた。
そのおかげで登山前に靴の感触に慣れることができ、登山当日もスムーズに行動することができた。
登山靴は必ずしも新品である必要はないので、自分の予算に合った登山靴を見つけて欲しい。
飲み物
登山中の水分補給は必須である。
なぜなら高山病の予防につながるからである。
高所は空気が乾燥しており、呼吸回数が増えるため脱水状態になりやすい。
体内の水分が減ると、血液濃度の増加し血液の酸素運搬能力が低下する。
これによって全身に酸素が行き渡りにくくなり高山病のリスクが高まる。
これを防ぐためにはこまめに水分補給をする必要がある。
ツアーに参加する場合、ペットボトルの水が支給される場合がある。
私はツアーに参加し富士登山をしたのだが、500mLのペットボトルの水を2本貰えた。
また私は富士登山に水筒を持参した。
水筒の中身がなくなり次第、ツアーでもらった水や山小屋で購入したペットボトルを水筒に補充していった。
2024年5月に購入してからほぼ毎日この水筒を使用している。
この水筒にはゴムパッキンがなく、洗う手間が省けることも使い続ける理由の1つだ。
汗拭きシート、歯磨きシート
ご来光目的で登山をする場合、大多数の人は山小屋に滞在することだろう。
富士山の山小屋にシャワーや洗面所などの設備は存在しない。
なぜなら高所において水はとても貴重なものだからだ。
シャワーの代わりとして汗拭きシートなどで体を拭き、汗を拭き取ろう。
また歯磨きについては、歯磨きシートを使用するか、歯磨き粉を使わずに歯を磨こう。
多めの100円玉
富士山のトイレは有料である。
トイレが設置されている地点によっても異なるが、1回の利用につき概ね200円から300円必要である。
またこの支払い方法は現金が主流である。
1度の登山で2回以上トイレを利用することが想定されるため、普段よりも多めに100円玉を用意しておくことをお勧めする。
私の場合は、合計4回トイレを利用した。合計で1000円ほどかかったが、硬貨を多めに持参していたため特に問題はなかった。
富士山では登山道の景観や環境の保全のために非放流式トイレを採用している。
これはおがくずを使って微生物にし尿を分解させる
この方式のトイレの維持管理には巨額のコストが発生する。
トイレの利用者から協力金として200から300円を支払ってもらい、これをトイレの維持費用に充てているのだ。
まとめ
今回は私の経験をもとに、富士登山に必要なもの6選を紹介した。
必ず持って行きたいのは次の6つだ。
- 帽子
- 防寒着
- リュック
- 登山靴
- 飲み物
- 多めの100円玉 (トイレ用)
次回は、私の富士登山体験記をお届けする。
それではまた。






